ここ数年の間でDTMという言葉が急速に浸透してきたように感じます。ソフトの値段も一般人が手を出せる金額で高性能なものが次々と販売されていて、garagebandのようなクオリティの高いソフトが無料で手に入る時代になったからでしょうか。
僕は昔からcubaseユーザーで今現在もcubase pro10を使って楽曲制作、レコーディング、ミックスなどやってます。garagebandはほんの少し触ったことがある程度ですが、最近のソフトのクオリティには驚かされるばかりです。僕がテープのMTRを使っていたのが10数年前だったと思うので、ここ数年のDTM業界は凄まじい勢いで進化してると感じざるを得ません。
ではこのDTMとタイトルにも書いたDAWとはなにが違うのか。意外と知らない人が多いので解説していこうと思います。
DTM
DTMはデスクトップミュージックの略で、先ほど書いた「テープのMTR」とはこのDTMの中に含まれます。
そしてgaragebandもこのDTMの中に含まれるもので、パソコンを使った作曲や編曲などもDTMに含まれます。
DTMとはこのようにパソコンや電子機器を使った音楽、それらの総称にあたります。
ちなみにDTP(デスクトップパブリッシング)をモジって日本のRolandという大手メーカーが作った和製英語になりますので世界共通語ではありません。ですが国内においてはなによりもこのDTMという単語が先行して認知されています。
DTMはパソコンなどを使った音楽の総称なのでそれっぽいものに対してDTMと呼んでおけばとりあえず間違いではない。それがDTMが先行して認知された理由の一つかもしれません。
DAW
DAWはデスクオーディオワークステーションの略で、これもDTMの中に含まれるものです。
もし「DTMやってる?」なんてことを聞かれたら、ほとんどの場合において「DAWソフトを使って音楽制作をやってるか」を聞かれていると思ってほぼ間違いはありません。DAWはDTMの中に含まれますから言葉の使い方として間違いではありませんし、言いたいことの意味は理解できます。
ですがDTMやってる?と聞いてきた人に対して「DAWソフトはこれを使ってます」と言っても「だう・・・?」みたいな反応をされることは結構あります。
DAWとはDTMをするためのメインツールです。
そしてこのDAWによってwindowsやmacで音楽制作が可能となっているのです。
国内外で数多くのメーカーがあり多くのDAW製品が出ています。自宅で個人ユースでされてる方もいればスタジオレコーディングでも使われています。プロのレコーディングでもDAWは使われていますし、レコーディング以外にライブで使われることもあります。
DAWはパソコンでDTMをするためのソフトと理解した方がわかりやすいかもしれません。冒頭で話した僕が使ってるcubaseはsteinberg社が出しているDAWになります。
そして多くのDAWがあり各製品によって機能、性能、使い方は様々で、ユーザーを独占してるDAWがないほどに多くのDAWソフトのクオリティが高く、昔に比べると安価に手に入ります。
そのDAWをより便利にするためのソフトもまた数えきれないほどに多く存在し、インターネットで情報収集してセールなどを狙って購入する。そういった流れがありますので、一つのDAWがユーザー独占なんてことにならないのでしょう。
セール情報は常にチェック
DTMerにとっては本当にありがたいことでして、クオリティの高いソフトが数百円、稀に無料で配布なんてこともあるのがこのDTM業界です。
少し前まではブラックフライデー(11月の第4金曜日)を狙うDTMerが多かったと思いますが、最近は年中やたらとセールが行われますので暇さえあればチェックしていた方がいいです。本当にビックリするようなセールがしょっちゅう行われています。
チェック方法もいろいろあると思いますが「DTM セール」とかでもヒットしますので、ぜひセール情報を探してみてください。
まとめ
いかがでしたか。今回はDTMとDAWの違いについてまとめてみました。
単語が似てるので混乱しそうになっちゃいますが、なんの略かを理解すれば案外楽に覚えられたりします。
そしてセール情報です。これは本当にお得に購入できるチャンスなので絶対に情報収集しておいた方がいいです。それくらい頻繁にセールがありますので、ぜひチェックしてみてください!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。