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原油0円でガソリン代いくら?ゼロ?原油先物マイナスで歴史的瞬間!

今朝起きたらすごいニュースがあってビックリしました。

なんと、ニューヨーク原油市場で原油価格がマイナスになる異常事態が発生しちゃいました!

つまりこのままだと、原油をもらって、さらに現金ももらえちゃう、もってけ泥棒現金付き状態になります(;・∀・)

これぞまさに歴史的瞬間です!

ネットでも大盛り上がりですね!

そこで気になるのは、ガソリン代ですよね。原油が0円になればガソリン代はどうなるのでしょうか?

ということ今回は「原油0円でガソリン代いくら?ゼロ?原油先物マイナスで歴史的瞬間!」と題してまとめていきたいと思います!

原油先物マイナスで取引終了

ニューヨーク原油市場で、初めて原油価格がマイナスになりました。

原油先物で、5月物の投げ売りが殺到。原油の現物を引き取りたくない投資家が投げ売りし、このような結果となりました。

原油先物マイナスといっても、聞き慣れない方も多いと思います。

簡単にいえば、原油を買いに行ったら原油を無料でもらってなぜか現金ももらえた、というような状態です。

普通に考えてこんなことはありえないのですが、そんなありえないような歴史的な異常事態が起こっています。

原油0円でガソリン代はいくら?ゼロになる?

原油0円と聞いて真っ先に浮かぶのはガソリン代ですよね。

もしかしてガソリンも0円?

原油先物がマイナス値なら、ガソリン入れたらお金もらえちゃうの?

とか少しは考えたりしますよね(笑)

ですが、残念ながらガソリンの価格は税金の内訳がものすごく高いんです。

 

●ガソリン税が1リットル当たり53.8円

●石油税が1リットルあたり2.8円

 

高いでしょ?(;・∀・)

この時点でガソリン税+石油税=56.6円取られています。

 

そして、忘れてはいけないのが消費税ですね。

なんと、ガソリン税と石油税の両方に消費税がかかります。

 

仮に消費税抜きのガソリンが「1リットル130円」とすれば、内訳が「本体価格73.4円、ガソリン税53.8円、石油税2.8円」ということになります。

消費税計算では内訳を無視して考えたほうがわかりやすいかと思います。

税抜き1リットル130円のガソリンは、130×10%=13円の消費税がかかります。

 

このようにガソリン代は税金が高く、仮に本体価格が0円ということになっても、

ガソリン税+石油税=56.6円

この金額は確実に発生することになります。

 

ガソリン代はいくらになるんでしょうか。

100円切るどころの話じゃなくなってきてますね。

原油価格マイナスの理由は?

そもそもなぜ、原油価格がマイナスなんてことになったのでしょうか。

その背景には米国の原油貯蔵能力が関係しているようです。

 

簡単に説明すると、新型コロナウイルスの拡大でガソリンなどの需要が急減し、米国の原油在庫が貯蔵できる限界に近づいていることが原因のようです。

仮に現物の石油が届いても貯蔵庫がいっぱいでは確保ができませんよね。

つまり原油保管先の確保が難しくなるおそれから損失覚悟の投げ売りが出され、買い手もほとんどつかずに急落した、ということみたいです。

 

でも、5月だけのようですね。

6月物は前日比で4ドル程度安い21ドル前後にとどまっているようです。

みんなの反応

ネット上でも大注目となっている原油価格マイナス。

みんなの声をまとめてみました。

原油0円の歴史的瞬間

ガソリン代はどうなるのか

原油0円でガソリン代いくら?ゼロ?原油先物マイナスで歴史的瞬間!のまとめ 

今回は「原油0円でガソリン代いくら?ゼロ?原油先物マイナスで歴史的瞬間!」ということでまとめてみました。

まさに歴史的瞬間でしたが、ガソリン代などどうなるのか気になりますね。

100円切って、2ケタ表記のガソリンとか何年前の出来事でしょうか(笑)

ガソリンには税金がたくさんかかっているので0円になることはありません!ご注意くださいね!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!