新型コロナウイルスの感染が全国各地に広がっていて、安心して外出できない日々が続いていますね。
ライブやイベントなど、中止や延期といった対応が相次ぎ、日本の経済にまでかなりの影響を及ぼすほどの脅威となってしまいました。
そんな中、移動手段として多くの方が利用する電車への影響は気になるところですよね。
そこで今回は「JR西日本のコロナウイルス影響と混雑状況は?切符の払い戻しや対策は?」と題して、JR西日本のコロナウイルスの影響、混雑状況、切符の払い戻しや対策についてもまとめていきたいと思います。
JR西日本のコロナウイルス影響と混雑状況は?
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策として、JR西日本など鉄道各社は、駅や電車内で、利用客に混雑の緩和への協力やせきエチケットを守るよう呼びかけるアナウンスを25日朝から始めました。https://t.co/YWWfHT1X4P#nhk_news pic.twitter.com/Vpzi6i8Wdw
— NHKニュース (@nhk_news) February 25, 2020
イベントなどの中止や延期が相次ぎ、また海外からの観光客減少もあって、 少なからず影響はあるようです。
ただ、朝の通勤ラッシュなどの混雑する時間は変わらず人が多くいるようで、JR西日本では駅や車内放送で「混雑緩和への協力や咳エチケットを守るように呼びかけ」を行っています。
コロナ感染予防に混雑緩和が有効と言われているようですが、会社や学校は始まる時間が決まってますし、個人の判断で時間をズラせないので難しい問題な気もしますね。
切符の払い戻しや対策は?
JR西日本では新型コロナの発生に伴う切符の払い戻しに対応しています。
以下、対象となる切符と、対象となる理由になります。
【切符】
●普通乗車券、特急券、グリーン券、指定席券等
●トクトクきっぷ(フリーパスタイプのものは使用開始前に限る)
【理由】
●外務省による新型コロナウイルスに関する渡航中止勧告又は退避勧告の発出を理由に旅行を見合わせる方
●新型コロナウイルスの罹患に伴い、旅行を見合わせる方
●新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的にイベント等が中止、延期又は規模縮小等が決定したことを事由に、旅行を見合わせる方
●そのほか、新型コロナウイルスへの感染防止を事由として旅行を見合わせる方
通学定期券に関しても払い戻しがあります。以下、内容です。
通学先の学校が休校となったため、対象となる通学定期券を払い戻しする方は、特例によって2月28日以降の最終登校日を最終使用日とみなして、払い戻しがあります。定期券購入日から1年間以内で対象になります。
●通学定期券には、新幹線定期券(FREX パル)を含む
●最終登校日の翌日以降に定期券を使用した場合は対象外となるので、注意してください
なお、定期の残っている有効期間が最終登校日から1ヶ月未満だった場合は払い戻しはないようです。
【払い戻し額】
払戻=券面の金額 ー 使用済月数の運賃(券面の金額で割れば計算できる) ー 手数料220円
たとえば3ヶ月の定期なら、券面の金額を3で割れば1ヶ月あたりの運賃が出ます。その定期を1ヶ月以上~2ヶ月未満使っていたなら使用済月数は「2」で計算。
(例)
3ヶ月の定期で券面の金額が9,000円だとして、使用済月数が「2」だとします。この場合は1ヶ月あたりの運賃が3,000円になりますので、このように払い戻し額を計算できます。
払戻 = 9000円 ー 3000円×2 ー 220円
【有効開始日から7日以内】
たとえば4日前に買って使い始めたばかりの定期などは「有効開始日から7日以内」に該当して払い戻し可能です。
その場合の計算も先程と変わりません。ただ、使用済日数の賃金として計算するのは往復普通運賃となります。
(例)
1ヶ月の定期で券面の金額が3,000円だとして、使用済月日数が「4」だとします。往復普通運賃が400円だとしたら、このように払い戻し額を計算できます。
払戻 = 3000円 ー 400円×4 ー 220円
まとめ
今回は「JR西日本のコロナウイルス影響と混雑状況は?切符の払い戻しや対策は?」ということで、JR西日本のコロナウイルスの影響や混雑状況、切符の払い戻しや対策などについてもまとめてみました。
全国各地に被害が広がる中、1人1人がマスク着用したり、咳するときは服の袖にするなどのエチケットを守る必要があります。
払い戻しについても、混雑緩和のために状況を見て少し時間をズラすなどの余裕があれば、新型コロナ対策にもなりいいかと思います。
ということで、今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。