災害

パンデミック宣言したらどうなるの?オリンピックは中止や延期か変更?

世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルス。

WHOがついに「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」と述べて、2009年に流行した新型インフルエンザ以来11年ぶりに「パンデミック」と認定しました。

WHOのテドロス事務局長は、感染の広がりや患者数の増加と今後も感染拡大が確実視される現状を根拠に、パンデミックと表明したとのことです。

「パンデミック」と聞くと、ものすごく深刻な事態だとなんとなくわかるものの、実際のところパンデミック宣言があったら何がどう変わるのか、いまいちよくわからないところもありますよね。

そこで今回は「パンデミック宣言したらどうなるの?オリンピックは中止や延期か変更?」と題して、まとめていきたいと思います。

パンデミックとは?

パンデミックは「世界流行」ともいわれ、「広範囲に及ぶ流行病」のことを指します。

3月12日時点における新型コロナウイルスについて、テドロス事務局長がこのように言っています。

●過去の2週間で中国以外での感染者数は13倍

●感染が確認された国の数は3倍

●今後も感染者数と死者数、そして感染が確認された国の数はさらに増えると予想

さらに、感染の広がりや対策のなさに強い懸念を抱いているとのことで、新型コロナウイルスをパンデミックと認定しています。

「パンデミック」と表現することで、各国に対して強い危機感を持って対策を強化するよう促す狙いもあるのかもしれません。

実際、パンデミック認定されたというニュースが流れて、「パンデミック宣言がきてしまった」と反応している方が結構いるようでした。

不必要な外出、マスク、手洗いやうがい、咳エチケットなど、意識する人が増えるだけで感染拡大は抑えられるかもしれません。

パンデミック宣言したらどうなるの?

パンデミック宣言をしたから感染が拡大したとか、そういったことはありません。

パンデミックはあくまでも「世界的な大流行を指す言葉」です。

現状を説明するための言葉とも言えますね。

これを宣言することで、「深刻な状況」というのが伝わって、警戒や対策などの呼びかけにもなります。

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ではパンデミック宣言が、「イベント等の開催・延期・中止などに直接影響を与えることはないのか」というところですが、これについては「ある」ともいえますし「ない」ともいえます。

仮にイベントが「パンデミックが宣言されたことにより中止」などとなれば「影響があったとなりますし、「しっかりと対応・対策していますので実行します」などとなれば「影響なし」となります。

 

パンデミック宣言は深刻な状況を伝えるための言葉ですので、パンデミック宣言の後にどういった警戒・対策などをするのかが重要になってくるかと思います。

オリンピックは中止や延期か変更?

パンデミックが表明されたことにより、「東京2020オリンピックは延期だろう」といった声がかなり出ているようです。

ですが、まだオリンピックがどうなるのか正式な情報はありません。

ただ、オリンピックについて調べてみると、

●6色のシンボルマークで世界平和を祈念

●4年に1度の開催には理由がある

となっていました。

まず「6色のシンボルマークで世界平和を祈念」ですが、オリンピックでおなじみのシンボルマークは5大陸とあらゆる人種、民族の友好関係を表すものとされています。

そして世界平和を祈念するものでもあります。

そのため、「パンデミックは世界平和に反してしまう、だからオリンピックは開催できない」というわけです。

 

そして「4年に1度の開催には理由がある」ですが、近代オリンピックは1896年からはじまっています。

その前身となるのが古代オリンピックで、当時は古代ギリシア人にとって重要な意味を持つ8年という周期で開かれていましたが、後に半分になって4年周期になったといわれています。

その「4年周期を守らず、1年、2年延期といったことはできないから中止」といった声もあるようです。

 

現時点(3月12日)においては、オリンピックの延期や中止や開催場所の変更といった情報はありません。

しかし、「パンデミック」の宣言まであった以上、どのような対応となるのでしょうか。

 

国内のあらゆるイベントが延期や中止といった対応になっています。

今後の情報には注目していきたいと思います。

まとめ

今回は「パンデミック宣言したらどうなるの?オリンピックは中止や延期か変更?」ということでまとめてみました。

パンデミック宣言は2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶりです。

世界で感染が拡大している中で、東京オリンピックの開催はいったいどうなるのでしょうか。

早く新型コロナ騒動が収束してほしいと願うばかりです。

それでは今回はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。