寒中見舞い

寒中見舞い2020の時期はいつからいつまで?年賀はがきは失礼?

令和元年となった2019年も、もう間もなく年越しを迎えますね。

年末の時期になればテレビでは特番が増え、パークなどはクリスマスイベントで盛り上がり、大晦日となれば各所でカウコンが行われ新年を迎える。と書けばなんだか賑やかな感じもしますが、やはり新年といえば、「年賀状」も忘れてはならない大切なものですよね。

しかし年賀状を送ることができなかった人年賀状への返事を書きたい人喪中の人喪中にもらった年賀状への返事などで困ったことはないでしょうか?

そこで活躍するのが「寒中見舞い」になります。

そこで今回は寒中見舞い2020の時期はいつからいつまでなのか、年賀はがきは失礼になるのかまとめていきたいと思います。

寒中見舞い2020の時期はいつからいつまで?

寒中見舞い2020の時期はいつからいつまでなのか、まとめていきたいと思います。

寒中とは?

1年を24の節目に分けた『二十四節気』をご存じでしょうか。有名どころでは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」などがあります。

この二十四節気の中で1年の最後に来るのが「小寒(しょーかん)」「大寒(だいかん)」になります。

小寒……冬の寒さが厳しくなり始めるころ
大寒……冬の寒さが最も厳しいころ

寒中とは、この二十四節気の「小寒」から「立春」の直前までを指しまたものになります。

2020年の小寒は1月6日、立春は2月4日なので、2020年の「寒中」は、

2020年1月6日~2020年2月3日まで

となります。

松の内とは?

正月に門松などを飾っている期間のことを『松の内』といいます。この期間は正月ということで年賀状を出してもいい期間になります。

松の内は地域によって異なることもあるようですが、1月7日までとするところが多いようです。

ということで、年賀状の代わりに寒中見舞いを出す場合は「松の内」を過ぎてからにしましょう。

寒中見舞いの時期は?

松の内が1月7日までとしているところが多いので、1月8日以降に届くようにしましょう。

また立春の前日までが寒中になるので、2020年2月3日までに届くように出しましょう。

ということで寒中見舞い2020の期間は、

2020年1月8日~2020年2月3日

と覚えておけば間違いはないかと思います。

寒中見舞いに年賀はがきは失礼?

寒中見舞いに年賀はがきを出すと失礼にあたる?

そもそも、寒中見舞いと年賀状は意味合いが違います。

寒中見舞い……極寒時期に出す季節の挨拶状
年賀状……新年を祝う挨拶状

年賀」は「新年を祝うこと」を意味しますので、その名の通りで新年を祝う場合に出すものが年賀状です。

一方の「寒中見舞い」は、季節の挨拶としてだけでなく、年賀状の返事、喪中の人への挨拶、喪中と知らずに年賀状を出した場合のお詫びなどでも出します。こういった場合に「年賀状(=新年を祝う挨拶状)」を出すのは意味合い的によろしくありません。

ですので、寒中見舞いに「年賀状」を出すのは避けましょう。

寒中見舞いに出すはがきの種類は?

官製はがき、私製はがきのどちらでも問題はありません。

気をつける点は、「派手にしない」「落ち着いたデザインにする」といったところです。

官製はがきであれば『ヤマユリ』、『山桜』は華やかなデザインのため、喪中にはNGといえます。『胡蝶蘭』が落ち着いたデザインでなので無難です。

余った年賀状は交換できる

郵便局で1枚あたり5円の手数料を支払えば、通常のはがき・切手等へ交換することができます。

ただし、汚れたり、料額印面(はがきの料金を表す部分)き損は無効になりますので注意してください。

寒中見舞いに出す切手の種類は?

寒中見舞い専用の切手というのはありませんので、普通切手(63円)を使いましょう。

また、冬の挨拶に使えるグリーティング切手「冬のグリーティング」が発行されると思いますので、その中で落ち着いたデザインがあればそれでもいいかもしれません。

ただし、キャラクターなどが載っているデザインは避けた方が無難ですし、こだわりがなければ普通切手でいいと思います。

まとめ

今回は「寒中見舞い2020の時期はいつからいつまで?年賀はがきは失礼?」ということで、寒中見舞い2020の時期はいつからいつまでなのか、年賀はがきは失礼にあたるのか、はがきや切手の種類、余ったはがきについてまとめてみました。

寒中見舞いは年賀状の返事や喪中の方へ出したりなど、幅広く活用できます。

年賀状に比べるとあまり馴染みのないものかもしれませんが、高齢化に伴って、今後は寒中見舞いを使う方も増えていくかもしれませんね。

寒中見舞いの時期やはがきの種類で困っていた方に、この記事が参考になったのなら幸いです。

それでは、今回はここまでとさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。